筋トレで骨が弱くなる!?驚くべき事実 腰痛・骨粗鬆症の方必見
皆さんこんにちは。骨をしっかりとさせて心身ともにウェルビーイングを目指す骨トレのボンメッセンジャーヒロミです。
本日は腰痛でお困りの方や骨粗鬆症の方、またご自分の骨がもしかしたら弱いと思われた方に向けて、骨の作られるサイクルをご説明し、骨をしっかりさせるために何が必要かをお伝えします。
神楽坂パーソナルジム女性トレーナー hiromi.骨トレ講師 ボーンメッセンジャーヒロミのご紹介

骨をしっかりさせて心身ともにウェルビーイングになる「骨トレ」のボーンメッセンジャーヒロミです。
「骨トレ」という言葉、まだあまり聞き慣れないかもしれませんね。近年、世界の医学界では、私たちの身体を支える土台である『骨』の重要性が改めて注目を集めています。骨は単に硬い組織ではなく、血液を作ったり、ホルモンを分泌したりと、まるで臓器のような働きもしているんです。
「骨トレ」とは、骨の本来の丈夫さを取り戻し、骨格や関節を意識した体の使い方をトレーニングすることで、腰や肩、首への負担を軽減していくメソッドです。さらに、体のあらゆる不調の改善を目指し、骨に働きかけていくことを目的としています。
私自身も、この「骨トレ」を通して、多くの方々が体の変化を実感され、より快適な毎日を送れるようになるお手伝いをさせていただいております。
もしご興味をお持ちいただけましたら、私の著書『骨から変わる!驚きの骨トレ健康法』もぜひご覧ください。きっと、あなたの健康にもお役に立てます。
骨粗鬆症の真実と骨の重要性
一般的に骨が弱いと聞くと骨粗鬆症を連想されるかもしれません。しかし、命に関わるイメージもあまりなく、余裕があればサプリメントを摂るなどの予防を考える程度の認識にとどまっている方も多いでしょう。
骨は免疫機能や造血作用など様々な機能を果たしており、これらの機能が様々な病気の予防になります。また、若々しく体を保つ細胞の生成という点を考えれば、骨の内部がスカスカな状態は、見た目ではわからなくても体が不健康な状態にあるということになります。
筋トレと骨の意外な関係
「自分は筋トレや運動をしているから大丈夫」と思っている方もいるかもしれませんが、ここで残念なニュースがあります。筋トレを一生懸命しすぎると、骨を包むように存在する筋肉や筋膜が硬くなり、骨自体に負荷や振動が伝わらなくなります。すると体は「強い骨は必要ない」と判断してしまい、結果的に骨がもろくなってしまうのです。
例えば、腰痛がひどい方の場合、大臀筋や中殿筋、背筋、大腿四頭筋などたくさんの筋肉が硬く収縮してしまい、腰骨(腸骨)をくるんだような状態になります。このため腰骨の強度が下がってしまいます。硬く収縮した筋肉や筋膜が骨盤・腸骨を締めて歪めてしまうため、重い荷物などを持った時に神経が変に引っ張られて痛みが出るのではないかと考えられます。
骨がスカスカにならないよう丈夫な骨にし、骨にしっかり重さがかかる角度で日常生活を送ることが、腰痛の改善にもつながります。
骨の再生力と新陳代謝
ここからはすごく良いニュースをお伝えします。骨は何歳になっても100%再生します。骨の内側では日々、破骨細胞と骨芽細胞が骨の吸収と形成を行ってくれています。
ちなみに、閉経後の女性が骨粗鬆症になりやすい傾向にあるのは、女性ホルモンには骨の新陳代謝のバランスを保つ機能があるためです。女性ホルモンの分泌量が減ると、そのバランスが崩れて破骨細胞より骨芽細胞の働きが増えてしまうために骨密度が下がり、骨粗鬆症になりやすくなってしまいます。
骨を丈夫にするために必要なこと
骨が丈夫になるために必要なことは、骨に重力や負荷をかけたり、振動を与えたりすることです。負荷を感知すると、骨は「しっかりしていなければいけない」と感じ、骨の中の骨芽細胞が活発になり、丈夫な骨を作ってくれます。
反対に、体に動きがなく負荷や振動がかからないと、体は「強い骨が必要ない」と判断し、破骨細胞の働きの方が良くなり、骨はスカスカの状態に向かってしまいます。
「骨叩き」エクササイズの方法
骨トレとしては、骨に振動や負荷を与える「骨叩き」が骨を丈夫にする動きになります。今後、骨叩きの詳しい動画を公開していきますが、本日は軽く説明します。
手は平手ではなく、山のような形に両手を作り、そしてポコポコと叩いていきます。まずは骨面積が大きく筋肉もついている箇所、例えば腰骨(腸骨)や太ももの部分(大腿骨)などの大きな骨から始めましょう。
腸骨の場合は、軽く布団叩きのようにポコポコポコと叩きます。大腿部も両手でポコポコといい音がするように、決して力を入れずに軽く叩きます。筋肉が緩み、骨に振動が伝わるようにポコポコと叩くのがポイントです。
力を入れずに数分叩くだけでも、筋肉が緩み、骨に振動が伝わり、骨が丈夫になってきますので、腰痛でお悩みの方はぜひ続けてみてください。働きかけているのが硬い骨のため即効性は低いですが、継続して続けていただければ、必ず改善につながると思います。
昭和の「肩たたき」の知恵
ここで少し昔話をします。私の子供時代、昭和の頃には「母親に肩たたきをする」という日常の一場面がありました。呼び名は肩たたきでしたが、実際には肩だけではなく、背面にある肩甲骨の上なども、強い力ではなく子供の力がちょうど良いトントントントンと振動を与えていました。
体にとって軽い振動は心地よく、筋肉も緩みリラックスもしますので、肩たたきは本当に疲れを癒してもらえる行為だったのだと思います。
東京都新宿区・神楽坂駅にあるパーソナルジム ボーントレスタジオでの骨トレ体験レッスンのご案内
いかがだったでしょうか。今まで考えもしなかったかもしれませんが、弱い骨にならないためには、骨に意識的に負荷や振動を与えることが必要です。健康的な体というのは、筋肉を固めてムキムキになるのではなく、日常の動作だけでも微細な振動が伝わるしなやかな体だということになります。
東京都新宿区・神楽坂駅にあるパーソナルジム ボーントレスタジオでは、骨トレを実践するためのレッスンをパーソナルトレーニング形式で行っています。
ご予約・お問い合わせは電話、またはメールフォームから承ります。
骨トレを手軽にお試しいただける60分の体験カウンセリングセッション(¥5,500 (税込))もございますのでお気軽にお問合わせください。
店舗名 | ボーントレスタジオ |
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