骨トレの重要性:現代人の体の使い方と失われた姿勢
皆さん、こんにちは。ボーンメッセンジャーのヒロミです。この動画では、筋トレではなく骨に着目した骨トレがなぜ重要なのか、引き続きお話ししていきます。今回は、まず体の使い方という視点に焦点を当て、その視点から現代人がしづらくなった、あるいはできなくなった姿勢を2つ取り上げてご説明します。
はじめに
神楽坂パーソナルジム女性トレーナー hiromi.骨トレ講師 ボーンメッセンジャーヒロミのご紹介

骨をしっかりさせて心身ともにウェルビーイングになる「骨トレ」のボーンメッセンジャーヒロミです。
「骨トレ」という言葉、まだあまり聞き慣れないかもしれませんね。近年、世界の医学界では、私たちの身体を支える土台である『骨』の重要性が改めて注目を集めています。骨は単に硬い組織ではなく、血液を作ったり、ホルモンを分泌したりと、まるで臓器のような働きもしているんです。
「骨トレ」とは、骨の本来の丈夫さを取り戻し、骨格や関節を意識した体の使い方をトレーニングすることで、腰や肩、首への負担を軽減していくメソッドです。さらに、体のあらゆる不調の改善を目指し、骨に働きかけていくことを目的としています。
私自身も、この「骨トレ」を通して、多くの方々が体の変化を実感され、より快適な毎日を送れるようになるお手伝いをさせていただいております。
もしご興味をお持ちいただけましたら、私の著書『骨から変わる!驚きの骨トレ健康法』もぜひご覧ください。きっと、あなたの健康にもお役に立てます。
赤ちゃんに学ぶ、本来の体の使い方
私たちは普段、親や学校の体育の時間などで体の使い方を教わることはありません。もちろん、使えるのが前提で、すぐに走ったり投げたりといった運動に入りますよね。しかし、体には厳密な「使い方」というものがあります。
赤ちゃんを例にとると、最初は寝返りが打てるようになり、次にハイハイを始めます。ハイハイでは、動物のように手首、足首、膝をたくさん使って体を動かす使い方を学びます。このハイハイをたくさんすることによって、手首や足首、膝が鍛えられ、次の「立つ」という行為へと移行します。ハイハイをたくさんしているため、この時点では足首などが丈夫になっているので、スムーズに立つ動作に移れるのです。
現代の子供たちに見られる課題
しかし、最近では自宅で赤ちゃんが自由にハイハイできる広いスペースが少ないこともあり、比較的すぐに掴まり立ちをしてしまう子供が増えています。ハイハイを十分に練習しないと、足首などがまだ十分に発達していない状態で立ってしまうことになります。これは、体の使い方がうまくできないまま次の段階に進んでしまっている状態と言えます。
その結果、バランスが悪く、すぐに転びやすい子が非常に増えていると聞きます。また、内股気味になったり、股関節に歪みが生じたりする可能性もあります。もちろん、成長するにつれて改善されることもありますが、体の土台となる部分が弱くなってしまうということも起こり得ます。
現代の大人たちの体の変化
では、私たち大人はどうでしょうか?現代の日本人は、数十年前の日本人と比べると、体が弱くなってきている、あるいはかつては丈夫だった体が衰えてきているのは確かです。様々な理由がありますが、昔はできなかったという人があまりいなかったですし、特定の姿勢を取りづらいという感覚もなかったと思います。しかし、最近では「それはもうできない」「若い頃はできたけれど今はできない」「その姿勢は取らない」という人が増えています。
現代人がしづらくなった姿勢①:正座
その姿勢の一つが正座です。正座の姿勢自体は、骨トレと言えるほど非常に優秀な姿勢です。しかし、膝が痛い人は整形外科医などから止められることもあり、正座をしないという選択をする人が増えています。
かつてはできたけれど今は痛くてできないというケースもあれば、若い世代もしないため、そもそもできない、できてもほんの少しだけ、という状況にあります。本来できたはずの姿勢ができなくなってしまっているのです。正座はとても良い姿勢なので、これについてはまた別の機会にじっくりお話ししたいと思います。
現代人がしづらくなった姿勢②:ヤンキー座り
二つ目はヤンキー座り(しゃがむ姿勢)です。ヤンキー座りも非常に良い姿勢で、もともとは和式トイレの姿勢でした。この姿勢では、自然と腹圧がかかり、排便の働きが促されるという良い効果があります。しかし、和式トイレのある家が少なくなったため、この姿勢を日常的にとる機会がなくなってしまいました。
また、足首をきちんと使えない状態でヤンキー座りをしようとすると、筋肉ばかりが張ってしまい、正しく良い姿勢にはなりません。ヤンキー座り自体をずっと続けるということではなく、自然にヤンキー座りができることが重要です。後ろにひっくり返ってしまうことなく、普通に座れるということは、足首がしっかりと使えている証拠だと言えるでしょう。
今回、しづらくなった、できなくなった姿勢として正座とヤンキー座りを挙げましたが、この2つの姿勢には足首が非常に重要になります。次回は足首について少しご説明しますので、ぜひご覧になってください。
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ご予約・お問い合わせは電話、またはメールフォームから承ります。
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店舗名 | ボーントレスタジオ |
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